スウォッチのIRONY Big
10数年前、叔父が大連出張の帰りに機内販売で買ってきてくれました。
貰った当初は文字盤と同じ赤い皮のベルトが付いていました。
男性用の大きさと赤い色のミスマッチ感がとても気に入ってました。
その後ベルトが傷み同じものが手に入らなかったので、
スチールのベルトに替えて使っていましたが、
針やカレンダーを調節するネジがちぎれてしまい・・・
スウォッチは故障したら修理をするコンセプトでは作られていなくて、使い捨てなんです。
動かなくなってからも捨てられずに1年以上経って、
止まった時間に電池を入れて動くならまた使えることに気が付きまして・・・
ところが電池の蓋をうっかり失くして、千葉のカスタマーサービスに現物を送り、
合う蓋を付けて送り返してもらい、昨日届きました。
しっかり動いています。これでまた使えます。うれしい~。やれやれ。
以前東京で個展をしていたとき、ギャラリーに入って来られた女性が同じ時計をされていました。
その人はベルリンへ行く飛行機の中で買ったと仰っていました。
それまで同じ時計をした人に会ったことなかったのに、
その日はギャラリーに来る地下鉄の中でも、同じ時計をしている人を見かけた、
と話されたことを思い出しました。
その人たちはまだ使っているだろうか・・・わたし、とても物持ちがいいんです。