陶芸家・森野知子工房のブログ

tomoco95.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

ありがとうございました

今年も残りわずか。ありがとうございました_c0202613_2223403.jpg

グラタン皿を中断して、年始用の酒器を作っていました。
グラタン皿についてのお問い合わせもいただいているようですし、
まだ土が残っているので、年明けも作ります。
なので、リンゴの木はまだまだ植えられません。


今年を振り返って・・・
なかなか自分のペースで仕事ができない一年でした。(昨年来の父の病気で)
昨年の秋、大きな病気が2つ見つかり、年末に明石の病院で1つ目を治療。
そちらが済むのを待って、年明けから市立西脇病院にお世話になりました。
1月、5月、9月に小さな手術、11月には大きな手術を受けました。
病巣とおさらばしたので、めでたしめでたし。
S山先生はじめ、5階西病棟の看護師のみなさん、大変お世話になりありがとうございました。
11月末退院前に、看護師さんたちに、「退院決まって良かったね、元気でね」と言っていただいて、
「落ち着いたら、ブログにお礼書きますね」と言っておきながら、落ち着く前に再入院してしまいました。
でもこれは体が慣れるまでには、何度かは起きる炎症なので、さほど心配はしなくてもいいのだそう。

一年に5回も入院すると、もう看護師さんたちに甘えっぱなしです。
家族が見習わなければいけないことなど、たくさん気づかせていただきました。
担当の看護師として家族のフォローも含めて、お世話くださったシルク姐さん。
病棟でただ一人の男性看護師Y田さん、同性ならではの場面もあります。
鼻めがねがお愛嬌の、気持ちが和むM田さん。大きな声でゆっくり丁寧に話してくださるHさん。
手術日の夜勤でいつもご迷惑をおかけしたF井さん。柔らかく穏やかな印象のY尾さん。
みなさんここに書ききれませんが、昼夜を分かたずお世話くださる姿に頭が下がるおもいでした。
時々父の話相手になってくださった手術室の看護師F原さんに、
今回の手術を経て、この年(87歳)になって人生観が変わった、と話していました。
「余命・余生というものはない。与命・与生と思って最後まで頑張って生きる」のだそうです。


主治医のS山先生、引き続き来年もよろしくお願いします。ありがとうございました_c0202613_061245.jpg
先生は異色の医師でいらっしゃいます。
アート、特に写真に造詣が深く、その分野でも幅広くご活躍のよう。
院内においては医療だけでなく、
総合的に病院力を高める試みのひとつとして、
国内外の有名写真家の展覧会を企画されたり・・・


看護師さんによると、先生の手術は早い、のだそう。
端正でクールな印象のT田先生との手術は、無駄な動きのない美しい手技なのだろうと想像します。


できれば今年6回目の入院は勘弁してほしいところですが、はてさて・・・
年末年始関係なく病気になる人もいれば、病院で働きながら新年を迎える人もいて。
医療従事者の方々こそ、まずご自身が健康でいてください。
そして、良いお年をお迎えください。
by tomoco9595 | 2012-12-26 08:38 | できごと | Comments(0)